2025年6月6日(金)、調布市文化会館たづくりにて、ともに築く地域医療の未来へをタイトルとした「地域連携交流会」を開催しました。
本交流会は、地域との共生をめざし、地域連携交流会を通じて医療・介護・福祉に関わる多職種・多業種の皆さまとつながる機会を設ける目的として開催し、93名の医療関係者にご参加いただきました。
冒頭では、多摩川病院 院長の後藤より本交流会の開催趣旨をご説明し、参加者の皆様へ感謝の意をお伝えしました。
院長 後藤紀史
まず第1部では、当院副院長 八戸敏史が、当院および平成医療福祉グループの取り組みについてプレゼンテーションを行いました。発表では、全国100以上の病院・介護・福祉施設を展開するグループの理念に加え、当院が特に力を入れているリハビリテーション体制、地域包括ケアの実践、在宅復帰支援の取り組みを紹介しました。
回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、医療療養病棟といった各病棟の機能や実績、スタッフの専門性、多職種によるチームアプローチなど、当院ならではの特色を共有しました。
さらに、患者様一人ひとりの「じぶんらしさ」を大切にした生活復帰支援として、リハビリ・栄養・食事面でのきめ細やかな取り組みも紹介しました。
また、在宅サービス部門の強化や地域貢献活動についても取り上げ、今後も地域の皆様とともに支え合いながら、より良い医療・福祉の実現を目指していく姿勢をお伝えしました。
副院長 八戸敏史
スライド資料より抜粋
続いて第2部では、当院リハビリテーション部部長代理 佐々木恭介が、「多摩川病院のリハビリの特徴」をテーマに発表しました。86名のリハビリテーションスタッフによる専門性の高いリハビリテーション体制や、入院から退院後まで一貫して患者様を支えるチーム医療、最新機器や専門職による多角的なサポートについて具体的な事例を交えて紹介しました。加えて、地域での多職種研修会や外部機関との連携、訪問リハや在宅医療支援など、地域貢献のための取り組みにも触れ、参加者から大きな関心が寄せられました。
リハビリテーション部部長代理 佐々木恭介
スライド資料より抜粋
第2部の懇親会では、立食形式で参加者同士が直接意見交換を行い、つながりを深める場となりました。
当院はこれからも、患者様一人ひとりが自分らしく生活できるよう、地域の皆様と連携しながら医療・福祉の向上に取り組んでまいります。