当院について
当院の特長
慢性期医療を提供する病院
高度急性期医療を引き継いで在宅復帰を可能な状態にまで回復させる機能と、在宅における軽度・中等度の急性疾患に対応して入院受け入れを行い、在宅医療を支援するという両方の病院機能が整備された慢性期医療を提供する病院です。
- PAC(Post Acute Care)急性期治療を終えた患者さんの受け入れ
- SAC(Sub Acute Care)在宅患者さんの緊急受け入れ
- 長期療養機能病状の悪化により在宅生活の継続がどうしても難しくなった患者さんの受け入れ
この3つを中心に地域の在宅生活を支えます。
在宅医療を促進・支援する3つの病棟機能
日数が決まっているもののどなたでも入院できる「地域包括ケア病棟」、積極的なリハビリと治療で早期在宅復帰を目指す「回復期リハビリテーション病棟」、中長期的な治療とリハビリを提供する「医療療養病棟」。この3つの病棟があってはじめて地域の在宅患者さんを支える病院になれると考えています。当院ではこの3つの病棟をご用意しており、それぞれの病棟が協力しあって在宅支援機能を高めています。
さまざまな段階のリハビリテーション
「リハビリテーションが必要ない患者さんは存在しない」という考えに基づき、すべての病棟で積極的なリハビリテーションを行っています。それぞれの病棟の患者特性や制度に応じた、最適なリハビリテーションを常に考え実践しています。3種類の病棟でリハビリテーションに取り組むことで、それぞれの病棟のリハビリテーションに良い化学変化が起きています。
チーム医療を実践し適切な医療と介護を提供
患者さんに関わる医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・管理栄養士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・介護職員・MSW・事務らのすべてのスタッフでチーム医療を展開しています。専門多職種からEBMに基づいた意見を積極的に出し合うことにより、適切な医療や介護を提供いたします。患者さんとのかかわりは地域連携室(入院の窓口)にお問い合わせをいただいた時点から始まります。
入院中は各スタッフ間で症例検討会を繰り返し開催して、患者さんの症状の変化に沿って治療方針を決めていきます。
また、在宅復帰が近づけばご自宅に戻られても不自由なく、身体機能が衰えることがないように、段差解消といった家屋改修などのご相談や居宅サービスをご利用いただけるよう居宅介護支援事業所がサポートし続ける体制をとっています。
かかりつけ医としての取り組み
当院は、かかりつけ医として次のような取組みを行っています。
- 健康診断の結果等の健康管理にかかる相談に応じます。
- 保険、福祉サービスの利用に関する相談に応じます。
- 訪問診療を行っている患者様に対し、夜間、休日の問い合わせへ対応を行います。
- 必要に応じて、専門医、専門医療機関を紹介します。
- かかりつけ医機能を有する医療機関は、医療機能情報提供システムにて検索できます。